ロウソク足の基礎

基礎知識

ロウソク足とは

ロウソク足とは江戸時代の米相場で巨万の富を得た本田なんちゃらさんって人が考案したもで、1期間(1日、1時間、1分など)の4本値(よんほんね)を表したものです。

ロウソク足は恐らく世界で1番使われているインジケーターです。
ロウソク足を使いこなすことで、おおよその相場の心理状態を知ることができ、そこから値の動きの予想を立てることが可能になります!
わけのわからないインジケーターを何個も使用する前に、ロウソク足を見つめてください!

4本値

4本値とは下記4点の値のことです。

  • 始値(はじめね)・・ 足が始まる時の価格
  • 高値(たかね) ・・ 期間中の高値
  • 安値(やすね) ・・ 期間中の安値
  • 終値(おわりね)・・ 足が終わる時の価格

ロウソク足から読み取れるもの

では、ロウソク足はどのように形成されていて、その形成されたロウソク足にはどのような意味があるのか見ていきましょう。

どのようにロウソク足はできてるの?

下図を見ていただければわかると思います。
値の動きに合わせてロウソク足が形成されていきます。

上記ロウソク足の形成過程から、値を下げようとしてはいるが、上げの勢力が強く、値が下げられなかったのかな?というような流れを読むことができます。
もっと細かく
もちろん、関係なしに下がっていくこともありますが、重要なレジサポゾーンでこのようなロウソク足が連続するようでしたら、反発する可能性が高くなります。

下図が参考図になります。
下に赤いゾーンがあるのですが、下落途中の大きな陰線(矢印の3個前の足)でゾーンタッチからひげが出ており1/3程返されて、次の足で弱い陽線が出ますが、やはり弱く下げてきてもう一度ゾーンに入ってきたところでピンバー(矢印の足)が出ております。
次の足で安値を更新できずに陽線(高値がピンバーとその前の陰線を抜いている)が出ています。
大陰線、ピンバー、陽線で3回程返されていて、最後の陽線がそこそこ高値を付けてきているので、買いの圧力が上がってきたんじゃないか?!そろそろそ一回反発来るかも??ということで陽線の次の足辺りが狙い目になるんですねー

もちろんこれは反発しているところの画像を拾ってきているので、ピンバーからきれいに反発していますが、あっさり抜けられることもあるので、抜けられた場合はピンバー全然だめじゃん!ボリンジャーバンド入れよ!などと思わずにもう一度周りのロウソク足や相場の環境認識を見直してみてください!
大して返るそぶり見せてないのにピンバーだけを信じてエントリーしちゃったなとか小さい期間(1分足)のロウソク足だけを見てエントリーしちゃったなーとか気づきがあると思います!

実体部は事実ひげは不安や迷い

よく実体部は事実ひげは不安や迷いなどと目にしますが、そうなんです!これが全てなんです!!笑

笑ってる場合じゃねぇよ!知ってるけどよくわかんねーよと思っている方はロウソク足を見つめる時間が短すぎます!もうちょっと見つめてあげてください!
別に過去にさかのぼって検証しまくれと言っているわけではありません。
現在の動いているチャートでいいのです。見つめてください。15分足以上でいいと思います。

ちょっと脱線しましたが、もう一度言います!
実体部は事実なんですよ!!!!

値動きというのは買いと売りの戦いです。
つまり、実体部は1期間で買いと売りが戦った結果なんです!
陽線が出れば買いの勝ち、陰線が出れば売りの勝ち。それだけです!
ひげはその戦いの途中経過なんです!

ひげというのは含み損です。
安値や高値を付けるだけの注文が入ったのに戻されている状態なので、このまま同じ方向に注文を入れていいのか不安ですよね。迷いますよね。そういうことです。
ひげの大きさが不安や迷いの大きさです。

これでイメージがしやすくなったと思います!
もう一度チャートを見てください!
見方が変わりませんか?

もちろんそれを狙われることもあるので、100%反発すると言っているわけではありません。反発する可能性が高いですよーという話です。
ダメな場合は損切りにかかるだけです。自分のシナリオが崩れたということで切り替えましょう。

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